お焚き上げ供養

お焚き上げとは神仏の魂が籠った物や御札、御守、亡き人の遺品などを護摩の火で焚き上げて天にお還しすることですが、神社や寺院などで行われるお焚き上げは頒布した御札やお守りを天にお還しし、新しい御札を頒布することで年間を通して神仏に守って頂くという目的があります。

高野山真言宗やすらか庵で行っているお焚き上げ供養は、様々な神社や寺院から頂いた御札、御守を焚き上げるのはもちろんのこと、長い間礼拝の対象としてお祀りされていた仏壇や神棚、病気の回復を願って作られた千羽鶴、開運グッズ、亡き人の遺品など多岐にわたり、1つ1つの物に対する願いは様々なので、そういった思いを成就するという目的を持って、お焚き上げ供養と表現しています。

願いや思いを届けることが供養なのです。