千羽鶴

とても病気になってしまって集中治療を受けていた時に友人の方から頂いた千羽鶴がありますが、本人がもう亡くなってしまったのでどうしたら良いですか、という問い合わせがありました。

大切な方が病気になって、面会も出来ずに見舞いも出来ないような場合には、何もして差し上げることが出来ずにとても悔しい思いをするものですが、そういう時に病気の回復を願って千羽鶴を折り続けますと、不思議と気持ちが落ち着くものでございます。

良くなりますように、良くなりますように、との思いで必死になって折った千羽鶴を届けても、病魔に勝てなかったような場合には、とても残念なことではありますが、それでも気持ちの籠った千羽鶴ですから、出来ましたら亡き人に届けて差し上げるのがよろしいかと思います。

こういう時にこそお焚き上げ供養をご利用くださいませ。