位牌のお焚き上げ

位牌とは亡き人の戒名を刻んだ期の御札のことで、亡き人が天から降りて来る依り代となるものですが、使い始めの時には必ず僧侶に開眼供養をしてもらって、位牌に魂が降りて来るようにしてもらいます。

日常的には仏壇の中にお祀りして亡き人の供養をするのですが、位牌をお祀りする人が居なくなった場合にはそのままにして置くのではなくて、閉眼供養をしてお焚き上げ供養するのが一番良い方法です。

閉眼供養は位牌に亡き人の魂が降りて来なくするための供養であり、お焚き上げは位牌を焼却して天にお還しする供養です。

高野山真言宗やすらか庵では位牌のお焚き上げ供養もしています。2柱程度でしたらお焚き上げ料3千円のレターパックプラスによるお焚き上げ供養で、位牌がたくさんある場合にはお焚き上げ料5千円の80サイズ宅配便によるお焚き上げ供養で良いかと思います。

お位牌のお焚き上げ供養ではお位牌の1柱当たりの料金では無くて、例えば80サイズの箱でしたらそれに入るだけ入れて結構でございます。

お位牌は最後には丁寧に御礼をして天に御還しすればご先祖様も納得して下さいます。