お焚き上げ供養

高野山真言宗やすらか庵ではお焚き上げ供養を常時受け付けております。

お焚き上げ供養とは、神仏の魂の入ったものから魂を抜いて魂を天にお還ししたり、亡き人に対して思い出の品を天上に届けたり、悪い因縁を切ったりなどの様々な目的があり、たくさんの物を同じ火で焚き上げるのですが、一つ一つの目的を成就することが大切です。

神仏像や仏壇、神棚、神具、仏具、掛け軸、など、神仏の魂が入ったものやお祀りするための道具には、これまでの守護に対して御礼申し上げると共に、神仏の元の場所にお還り頂く作法をいたします。

お焚き上げ供養の効用

結婚式まで準備していた縁談が破談した、写真に変なものが写っていた、ある物を頂いてからは何をやってもうまくいかない、新興宗教に没頭したけれど結局は不幸になってしまったなど、人生何をやってもうまくいかないことが実際にあります。

上手くいかない原因が物であることもあれば、心の持ち方が原因であったりもしますが、こういう時にこそお焚き上げ供養を利用して悪い縁を切り、人生を前向きに明るく転換してください。

悪い縁を切る

ご縁とは頂くものであって、それがご縁であったということは、案外後になって気が付くものです。しかしご縁にも良縁と悪縁があって悪いご縁というものは人や物をきっかけにしてやってきます。

私達にとって悪いご縁は日常的によくあってそれほど気にならないものですが、悪いご縁が悪いご縁を呼ぶと、何をやってもうまくいかない、不幸が続くといった現象が現れます。

悪いご縁が物をきっかけに始まったのであれば、悪縁を切るために最も分かりやすいことは、物を無くすことです。

私達の世界の回りには六道と言いまして地獄、餓鬼、畜生、阿修羅、人間、天界の6つの世界が見える形、或いは見えない形として隣接していて、特に地獄や餓鬼などの世界からは悪いご縁が次々とやってくるのです。

私達は常にスキがあれば悪いご縁に狙われているのです。悪いご縁の存在意義は、人をますます不幸に落とし込むことです。

天に届ける

お焚き上げ供養は神仏やご先祖様に供物や願い思いを届けるという役割があります。毎年正月に神社や寺院で頂く御札には神仏の魂が入れてあって1年間お祀りした後には頂いた神社や寺院にお参りして御札をお還しすると共に、新しい御札を頂くのです。

お還しされた御札はお焚き上げ供養を修法することにより感謝の気持ちと共に天にお還しするのが礼儀なのです。

また、亡き人の愛用品や思い出深い写真などの捨て難いものはお焚き上げ供養で天に届けることが出来ますし、位牌は亡き人が天から降りて来る依り代ですが、これまでお守り頂いたことに感謝しつつ、天にお還り頂くのです。

断捨離

私達人間の世界では欲と言うものに支配されて、真に正しいものが見えなくなってしまっていますが、欲があるからこそ私達は豊かになれるのであって、幸せというものを感じることができるのです。

しかし実際には、永遠に満足することが出来ないのが欲であって、特に物欲に関しては欲しい物が手に入ったとしても、暫くすればまた次の物が欲しくなるのです。

私達にとって真の幸せとは物で得られる幸せではありません、心が豊かになることです。心が豊かになる事とは、自分の幸せを思うのではなくて、相手の幸せを思う心なのです。

次々と物が欲しくなり、知らない内に物欲地獄に堕ちていませんか?

心当たりがあるのであれば、一度断捨離をしてみましょう、そうです、思い切って捨て去るのです。

捨てると言っても、無条件に捨てるのではありません、こういう時にこそお焚き上げ供養を利用するのです、お焚き上げ供養で天にお還しするのです。

欲しかった物にしても、ご縁があって来て頂いた訳ですから、捨てるのではなくて、感謝の気持ちを込めて天にお還しするのです。

感謝する

お焚き上げ供養は神仏や先祖に対する感謝の意味合いがあり、神社や寺院で頂いた御札やお守りなどは一年間守って頂くという効果があるのですが、その一年間守って頂いたということに対して感謝の気持ちを手向けることは、また次の一年も守って頂くという願いであり、神々に感謝の気持ちを手向けるということは、日常の生活の中で信仰が根付いている証なのです。

私達は様々な神々に守ってもらい、そして感謝の気持ちを手向けることによって神々との関係が成り立っているのです。